冷え性が引き起こす様々な不調・・・冷えは万病の元
当院は整体およびスキンケアの施術を行っています。そのため、女性の患者様、お客様に必ずカルテを記入して頂くのですが、「冷え性(1年中)」「冷え性(冬のみ)」の方が圧倒的に多いです。冷えている場所は、手先・足先などの末端冷え性や、お尻からふくらはぎにかけて、お腹から全身と様々です。
慢性的疲労や不定愁訴(病名はつかないけど色々な症状が出る)で、お悩みの患者様も「冷え性」の方がほとんどです。スキンケアのエステに来られた方でも、ニキビや肌荒れ、ホルモンバランスの乱れなどによる吹き出物でお悩みの方はほとんど「冷え性」です。
「体質だから」と諦められている方が多く、「冷え性を改善して欲しいです」と皆様はおっしゃいませんが、「冷え」からくる身体の不調は非常に多いため、決して無視してはいけない症状だと考えます。そして、できることであれば冷え性を治すための手助けができればと考えます。
冷えから来る様々な症状
☑ 改善しない肩こり
☑ 腰痛
☑ 胃・腸の不調
☑ 不眠
☑ 風邪を引きやすい
☑ 慢性疲労
☑ 体調不良
☑ 肌のトラブル
☑ 足腰の冷え
☑ だるさ
☑ 女性ホルモンの乱れ
☑ 生理痛
☑ 生理不順
☑ 更年期障害
☑ むくみ
☑ 太りやすい
ざっと思いつくだけでもこれだけあります。
冷え性の原因といわれるもの
こちらも諸説ありますが、現在考えられる原因の代表的なものには以下があります。
1.大腰筋のこり・血行不良
2.お腹の冷え(腸の冷え)
3.冷たい物の過剰摂取
4.筋肉量が足りない
5.栄養不足
6.自律神経の乱れ(副交感神経優位)
7.血行不良
その他に、病気が原因の場合もあります。
8.甲状腺機能問題
9.膠原病(免疫疾患)
10.糖尿病
冷え性の原因の徹底分析
1.大腰筋のこり・血行不良
大腰筋はお腹の深部の筋肉です。こちらの血流が悪いと、まずはお腹を温めるべくお腹の血流を確保しようとし、なかなか手先・足先までの血流を確保できないとされています。普段からの全身を使ったストレッチや体操、ヨガなどで体幹を動かしておく必要があります。運動が難しい場合は、整体院などで大腰筋をほぐすアプローチをしてもらったり、鍼で血流をよくしてもらう手段もあります。
2.お腹の冷え(腸の冷え)
薄着でお腹を冷やしてしまう方は、もちろんですが、体質として低体温の人もいます。体温が低いと免疫が30%落ちると言います。腸が冷え切っていると活動も弱まります。こちらも、なるべく冷たいものを控えるか、もしくは適度な運動、整体、当院の場合は高周波温熱機器ラフォスによる、深部加温をお勧めしています。また、水素風呂にじっくり入って深部からあたたまる方法もよいですね。
3.冷たい物の過剰摂取
冷え性とおっしゃる方は何故か、「冷たい物」が大好な人が多いです。アイスクリームや氷、また、飲み物もアイスドリンクを好まれます。これは諸説ありますが、冷たいものが胃の中、腸の中に入ると、消化酵素の活性化が阻害され、消化効率が本来よりも落ちると言われています。なので、消化不良となり胃が弱くなったり、便の調子が悪くなったりします。もちろん血流も落ち、免疫力もその結果として落ちるということです。また、痩せたい人には、冷たいものは天敵ですね。お腹が冷たいと、温めようとしてその周りに脂肪がつきますから。
4.筋肉量が足りない
身体の熱は「筋肉」と「食べ物」から作られると言われています。冷え性の方は圧倒的に筋肉量が少ないです。そのため、熱が十分に産生されず、冷え性の原因となります。筋肉が多い人に比べて血流量も少なくなりがちです。
5.栄養不足
偏食などで栄養が不足すると、ビタミンやミネラルが不足し代謝が下がります。(代謝とは身体が生きていくために行うエネルギー生産と消費)代謝が下がると、身体が発する熱量も低くなります。例えば、スナック菓子・甘い物・加工食品などが好きな方は要注意です。胃腸も弱くなり、消化力・免疫・血流低下につながります。ダイエットも同じですね。食事制限などでバランスを壊すと、一瞬痩せたように見えても、その分、代謝もさがりますので、次に普通に食べた時に、過剰摂取となり一気に太ります。
6.自律神経の乱れ(副交感神経優位)
自律神経の中の、交感神経が優位になることで(交感神経とは、「やる気全開モード」のようなものです)、寒い時は毛穴をキュッとひきしめて身体の熱を逃がさないようにします。そして筋肉に血を送ります。ただ、交感神経が興奮しすぎると、血管の抵抗圧が強くなりすぎて、毛細血管までキュッと引き締まった状態があまりにも長く続き(力が入った状態)、血流障害の原因ともなります。血流障害になると、全身に血がめぐり、細胞に酸素や栄養素を届けることが出来ないため、代謝が落ち、身体が発する熱量が低下します。
7.血行不良
1~6でのベてきた通り、「血流のめぐり」「スムーズな血行」が冷えを改善するための重要なカギとなります。人間は細胞でできています。60兆個、37兆個と言われていますが、その細胞たちは生き物なので、生きるために酸素と栄養が入ります。当然人間と同じですよね。そして、その細胞たちにしっかりと酸素と栄養分が届くと、細胞は代謝をします。(エネルギーを生み、老廃物を出します)。その時に熱が発生します。筋肉も動かせば熱を発しますし、肝臓、心臓などの内臓、脳も熱を産生します。なので、「血流をよくする」ということは冷え性を改善するために必須です。
その他に、病気が原因の場合もあります。
心配な場合は、病院にいって病気が原因ではないか検査することも必要な場合もあります。
8.甲状腺機能問題
9.膠原病(免疫疾患)
10.糖尿病
冷え性改善のための1つの提案
からだのことならでは、冷え性の患者さんには、高周波温熱機器ラフォスプレミアムを使った、深部加温をお勧めしています。高周波の仕組みは、高周波が体内を行き来することで、イオンが発生し、イオンがぶつかり合って、身体の中の細胞を高速でゆらす(摩擦する)ことによって体内で熱を生み出すイメージです。なんと、身体の深部8cmから熱を生み出します。そして、その周りには、断熱材としての脂肪があります。その脂肪が、温まった熱を逃さないように守ってくれます。なので、一回温まると、かなり長い時間ポカポカします。
「だったらお風呂に入ればいいのでは?」
という質問も受けますが、お風呂に入って、身体の芯の芯まで、骨、筋肉、腸レベル、内臓レベルまで温めようとすると、60度のお風呂に半日浸からなければいけないくらい時間がかかります。なぜならお風呂は、皮膚の外からの熱なので、深部にはなかなか届かないのです。毛細血管が温まって、身体が温かくなった感じがしても、しばらくするとすぐ覚めてしまうのはそのためです。
ラフォスだと、身体の内側から熱を発生させるので、たった15分で深部の加温が可能です。
冷え性改善のために大切なこと
身体を温めることは血行を促進し、細胞を活性化できるので、物理的に非常に大切ですが、もう1つ大切なことがあります。
冷え性の方には、身体が本当に「芯から」温まる感覚を体感して頂くことが非常に大切です。「これが温かいという感覚か」と。身体が冷え切っていると、もはやご自身の身体がどれくらい冷えているか分からない場合もあります。
本当に血流がよくなり、脳が、「血行が良くなった!」と認識するなかで、体調が良好に向かえば、身体の調和も安定し出し、同時にご自身の1つ1つの行動が健康になる方向に向かいます。不思議ですが、自然と冷たいものを欲しなくなったり、身体をできるだけ温かくしようと努めるようになります。
高周波温熱機器ラフォスによる施術が初めての方は、「深部加温デトックスお試し」を1度受けてみて下さい。
冷え性改善お助けアイテムの紹介
ラフォスで温めた熱は数日間続くと言われていますが、せっかくかけた時間とお金を、その場しのぎにならないように、「冷え性」から1日も早く、脱出してもらいたいと思います。ラフォスでケアしたあとは、冷え性を改善をサポートできるアイテムをご用意しています。
冷え性の方も、そうでない患者様にも長年、愛用して下さっているお勧めの商品のご紹介です。
1.温まった熱をキープし、お腹を温める習慣をつける
これには、「着る岩盤浴」といわれる、オーラストーン(海底溶岩)でできた腹巻が絶対的にお勧めです。その物自体が温かいので、冷えて汗をかけない人も温かみを感じることができます。また、単に石を吹きかけているものではなく、石を線維に練り込んで作っているので、8割が石でできた腹巻なので半永久的に使えます。スパッツタイプもあるのでお尻や、太ももも、下腹部、膝周りが冷える人にもお勧めです。
2.水素風呂で身体の中からポカポカさせて、体温1度UPさせる
水素は一番小さい原子で、どんなものでも通り抜けることができます。(アルミ以外)。そのため、身体の中を一気に通過します。そして、その時に身体の中にある、「活性酸素」といいう老廃物とひっついて、水にかえてくれます。そして、毛細血管レベルで活性化し、血流をよくしてくれます。